1990年8月、湾岸戦争が始まった当時
私は沖縄市のセンター通りやパークアベニュー
そして金武の街で、よく夜飲んでいました。
週末になると、通りは米兵で埋め尽くされ
日本語はほとんど聞こえず、英語が飛び交っていました。
MP(憲兵)が二人一組で巡回し、何組も私の前を通り過ぎていきました。
その光景はまるで、ここが日本ではないかのようで
圧倒的なアメリカ色に包まれたディープな街だったことを今でも覚えています。
その夜、私は一軒のカウンターバーから漏れる
音楽に引き寄せられ、ふらりと店に入りました。
カウンターでグラスを傾けていると、隣にいた米兵と自然に会話が始まりました。
彼は嘉手納基地のパイロットだと名乗り、静かにこう言いました。
「明日以降、自分はイラクに行くんだ」
突然の告白に、言葉を失いました。
目の前にいる、今こうして一緒に酒を飲んでいる彼が
戦争へと向かう──それを実感した瞬間、強い衝撃を受けました。
あの頃は基地の周りの街では、至る所で、こう言う話が聞こえました。
では、私の夜の話はひとまず置いておいて
昼間の楽しい旅へご案内しましょう。
沖縄本島中部に位置する金武町。
ここは、アメリカ文化と沖縄の歴史が交差する
独特の雰囲気を持つエリア。昼間に歩けば
ノスタルジックな街並みやフォトジェニックなスポットが点在し
まるで異国を旅しているような気分に浸れます。
今回の旅では、そんな金武のディープな
魅力をたっぷり味わいながら、写真映えするスポットや
ローカルグルメを楽しむ昼旅プランをご紹介します。

ノスタルジックな街並みをお散歩
金武の街を歩くと、まるで時間がゆっくり流れているかのような
レトロで落ち着いた雰囲気に包まれます。
古い建物が並ぶ街角、どこからか流れてくる懐かしい音楽
そして歴史を感じさせる町並み
沖縄らしさを感じながらも
どこかアメリカンな雰囲気が漂うこの街は
まるで映画のワンシーンのよう。
歩いているだけで、非日常の世界に迷い込んだ気分を味わえます。
フォトジェニック!昼間の金武で見つける映えスポット
SNS映えを狙うなら、金武のフォトスポット巡りはベスト!
InstagramリールやTikTok 動画撮影に・・最適
☑ ビンテージ感たっぷりのバーやカフェの外観
☑ カラフルなウォールアートやレトロな看板
☑ 青い空とノスタルジックな建物のコントラスト
歩いているだけで、思わず写真を撮りたくなる場所がたくさん!
お気に入りの一枚を見つけに行きましょう。

アメリカ文化が色濃く残る街を探検
金武は、戦後の影響を色濃く残す街のひとつ。
ここには、まるでアメリカ映画のセットのような・・
昼間の金武は、観光地とはひと味違う
リアルな異文化を感じることができる場所。
カラフルな建物を眺めながら
のんびり散策すると、まるで海外旅行をしている気分に。
絶品ランチ!金武のタコライス&ローカルグルメ
金武といえば、タコライス発祥の地として有名!
アツアツのご飯の上に、ジューシーなタコミート
新鮮なレタスとトマト、とろけるチーズがたっぷりのった一皿は
もう最高♡
ランチタイムには、地元の人気店でこだわりの
タコライスを味わいながら
金武ならではのローカルグルメを堪能しましょう。
ボリューム満点なのに、ペロリと食べられちゃう絶品の味です。

ノスタルジックな街で、新しい自分を発見
金武の街を歩くと、どこか懐かしく
でも新しい感覚に出会えます。
昔ながらの沖縄の雰囲気と
アメリカンカルチャーが溶け合うこの街で
自分だけの「お気に入りの場所」を見つけてみませんか?
金武のゆったりとした時間の中で
日常を忘れ、自分と向き合う贅沢なひとときを。
金武へのアクセス
【那覇空港からのアクセス】
車で約1時間(沖縄自動車道「金武IC」経由)
金武はレンタカーでのドライブ旅にもピッタリ。
ゆっくり街歩きを楽しむなら、車を駐車してのんびり散策がおすすめです♪
まとめ
ノスタルジックな街並みと
アメリカ文化が融合したディープな金武の昼旅。
✔ レトロでフォトジェニックな街並み
✔ 異国情緒あふれるアメリカンな雰囲気
✔ 絶品タコライス&ローカルグルメ
金武ならではの魅力をたっぷり感じながら
心ときめく散策を楽しんでみてくださいね♡
- 観光ガイドに載っていない沖縄の食堂特集
→ 穴場・ローカル重視のグルメ記事へのリンク用。
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