沖縄最北端、辺戸岬へ向かう途中に位置する「茅打ちバンタ」
やんばるエリアのドライブコースでも特におすすめのスポット。
海と大自然に囲まれたこの場所は
絶景を堪能しながらのひとときを過ごすのにぴったりです。
茅打ちバンタ（かやうちばんた）
SNSでもじわじわ人気を集めているこの場所は
女子旅には外せないスポットなんです♡
今回は、茅打ちバンタの楽しみ方やフォト、動画スポット
周辺グルメまで、女子旅にぴったりの過ごし方をたっぷりご紹介します！
ハンタとは？
沖縄には「バンタ」や「ハンタ」と名の付く場所がいくつかあり
いずれも壮大な自然景観を誇る絶景スポットとして知られています。
中でも特に有名なのが
東海岸にある「果報バンタ（かふうバンタ）」と
西海岸の「茅打ちバンタ（かやうちバンタ）」。
どちらも、断崖絶壁の上から見下ろす海の景色は
思わず息をのむほどの美しさです。
「バンタ」や「ハンタ」という言葉は
沖縄の方言で「崖」を意味しており
島の人々の暮らしと深く結びついた自然の一部を表しています。
その名のとおり、どこか神秘的で
力強く、そしてどこまでも美しい――そんな沖縄の“崖”には
訪れる人の心を静かに揺さぶる魅力があります。
自然が長い時間をかけて創りあげた造形美。
そこに立つと、日常の喧騒が遠のき
自然の偉大さを肌で感じられるはずです。
ハンタとパワースポットの存在について
沖縄には「バンタ」や「ハンタ」と呼ばれる“崖”の地形が各地に点在しており
その多くが、ただの絶景スポットというだけではありません。
実は、こうした崖の上や近くには
古くから受け継がれてきた「拝所（うがんじょ）」がよく見られます。
たとえば、観光地としても有名な「万座毛」や「残波岬」
そして神の島・久高島、宮城島の「果報バンタ（かふうバンタ）」なども
ただの絶景ではなく
地元の人々にとっては祈りを捧げる大切な聖地なのです。
こうした拝所は
五穀豊穣や海の安全、家族の健康を願う場として
今も地元の方々によって守られています。
年中行事の際には、集落の人々がそこに足を運び
手を合わせて感謝や祈りを捧げます。
つまり、ハンタやバンタの多くは
見た目の美しさだけでは語れない
「パワースポット」としての一面を持っているのです。
強い自然のエネルギーが流れ
風が吹き抜け、海と空と大地が交わるその場所には
人知を超えた何かが宿っている——そんな気配を
訪れた人はきっと感じることでしょう。
観光で訪れる際は
ぜひそうした背景にも思いを馳せてみてください。
景色を楽しみながらも
静かに手を合わせる——それだけで
沖縄の深い精神文化に触れることができるはずです。
茅打ちバンタってどんな場所？
茅打ちバンタ（かやうちバンタ）は
沖縄本島の最北端近
国頭村（くにがみそん）の宜名真（ぎなま）という静かな集落に佇む
標高およそ70～100メートルの断崖絶壁です。
沖縄方言で「バンタ」は「崖」を意味し
切り立った崖の様子をあらわしているともいわれます。
目の前には、まるで大地がそのまま海に向かって切り取られたかのような
迫力ある地形が広がります。
展望台に立つと、広がるのは圧巻のパノラマ。
眼下には、透明度の高いエメラルドグリーンの海がきらきらと輝き
はるか水平線まで続いています。
そして振り返れば、やんばるの森——原生林が生い茂る
緑のうねり。
風に葉がさわさわと揺れ
まるで自然が呼吸しているかのような、静けさに包まれます。
夕暮れ時になると
空と海がゆっくりとオレンジ色に染まりはじめ
やがて茅打ちバンタの眼下には
息をのむほど美しいサンセットが広がります。
まるで燃えるような夕陽が
コバルトブルーの水平線に吸い込まれるように
静かに、静かに沈んでいくその瞬間——まさに自然が描く
この場所は
高さ70〜100メートルの
断崖から海を見下ろすことができるため
万座毛や残波岬のような
海面に近い目線とはまた違った
俯瞰のサンセットビューを楽しむことができます。
太陽が海へと落ちていく軌跡を
空のグラデーションとともに
高台からゆったり眺められるのは
沖縄でもここ、茅打ちバンタならではの贅沢な時間です。
日が沈んだあとの余韻もまた格別。
空が濃い藍色へと変わり
静寂に包まれる頃
波音だけがそっと響く——そんな幻想的なひとときを
ぜひ体験してみてください。
観光地としてはあまり派手な設備はないけれど
それがまた魅力のひとつ。
自然のままの風景と静寂を感じながら
心をリセットできるような
そんな“癒しの絶景スポット”です。
茅打ちバンタの名前の由来にはいくつかの説があり
束ねた茅を崖から投げ落とすと
強風でバラバラになったことから名付けられたというもの。
現在、茅打ちバンタには展望台も整備されており
その眺望は圧巻。
青い海と緑の森
アクセス情報｜那覇から茅打ちバンタ・辺戸岬方面へ行くには？
那覇空港や那覇市内から「茅打ちバンタ」や
「辺戸岬」を目指す場合、大きく分けて2つのルートがあります。
ひとつは高速道路を利用するルート
もうひとつは国道58号線をひたすら北上する一般道ルートです。
一般道ルートの場合、恩納村や読谷村などを通過しながら
「アメリカンビレッジ」や「残波岬」「万座毛」
などの人気観光スポットが点在しており
立ち寄りながらの観光ドライブにはぴったり。
ただし、道中で魅力的なスポットが多いぶん
時間がかかってしまうのが難点です。
今回のように、最終目的地が「辺戸岬」となると
那覇からの距離がかなりあるため
効率的に移動するには高速道路を利用するのが断然おすすめです。
那覇からは、豊見城（とみぐすく）ICから沖縄自動車道に乗り
「許田IC（きょだインター）」で降ります。
そこから一般道に入り、さらに名護市街を抜けて
やんばるの自然あふれる道を北上。
許田ICから「茅打ちバンタ」まではおよそ1時間以上かかるため
ドライブ時間はしっかり確保しておきましょう。
特に、辺戸岬までは那覇から片道約２時間弱。
沖縄本島最北端を目指す旅は
時間とのバランスを考えて
できるだけ朝早くの出発をおすすめします。
絶対に撮りたい！フォトスポット3選
- 展望デッキからの全景ショット
まずは定番！展望デッキから撮る「空×海×崖」のダイナミックな構図は
スマホでもプロ並みの仕上がりに♡
📝ポイント：午前中〜お昼頃が逆光にならず
海の色もキレイに写るベストタイム！
- 崖を背景にバックショット
友達とおそろいのワンピやサマードレスで後ろ姿を撮るのも◎
風にそよぐ髪や服が、自然と一体化したナチュラルなリールに
木漏れ日の小道でナチュラルフォト
駐車場から展望台へ向かう途中の小道も
実は穴場のフォトスポット。
木々の隙間から差し込む光が
ふんわりと優しい雰囲気にしてくれます。
女子旅ならではの楽しみ方♡
☕ ピクニック気分でまったりタイム
展望台のすぐそばにある東屋（あずまや）は
まるで秘密の隠れ家のような憩いのスポット。
木陰に包まれた東屋のベンチに腰かけて、ちょっと一息。
近くのカフェでテイクアウトしたアイスラテや
手のひらサイズのシフォンケーキ
南国フルーツたっぷりのタルトを広げて
ちょっぴり贅沢なおしゃべりタイムがはじまります。
目の前にはやんばるの青い空と、どこまでも広がる緑の森。
そよ風に吹かれて、心までふわっと軽くなっていくのがわかるはず。
大切な人と過ごすこの瞬間を
ゆっくり味わいたい——そんな気分になれる場所です。
お腹も心も満たされて、思わず深呼吸。
やんばるの澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで
日常のストレスもすーっと溶けていく…。
リセットされたような感覚に包まれて
「また頑張ろう」って優しく思える場所です。
🧘♀️ 自然の中で“瞑想タイム”
展望台のすぐ隣にある東屋（あずまや）
人が少ない時間帯を狙えば、聞こえてくるのは
さわさわと吹き抜けるやんばるの海風と、鳥たちのさえずりだけ。
茅打ちバンタ（かやうちバンタ）の静けさが
心の奥までやさしく染みわたってきます。
ここは今、SNSでもじわじわと人気が広がっている話題の絶景スポット。
だけど、まだ観光客でごった返すような場所ではなくて
ちゃんと「自分だけの時間」が持てるのが嬉しいところ。
女子旅やひとり旅には、ぜひ立ち寄ってほしい場所です。
空と海がどこまでも広がるこの場所で、ふぅっとひと息。
目を閉じて深呼吸すれば
自然のエネルギーが心とからだをそっと整えてくれるような感覚に包まれます。
ただの観光地じゃなくて、ちょっぴりスピリチュアルなご褒美タイム。
何気ないこの時間こそが、忘れていた自分を思い出すきっかけになるかもしれません♡
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駐車場＆トイレ情報
展望台の入り口付近には
普通車で約20台ほどが駐車できるスペースが確保されています。
コンパクトな駐車場のため
大型バスやキャンピングカーなどの駐車には対応していませんが
一般の乗用車には十分な広さがあります。
また、駐車場のすぐそばにはトイレも完備されており
日々清掃が行き届いていてとても清潔です。
管理がしっかりしているため
女性やお子さま連れでも安心して利用できる環境となっています。
周囲は自然豊かな静かなエリアですので
早朝や夕方などは特に落ち着いた
雰囲気で利用できるのも魅力のひとつです。
＼まとめ｜茅打ちバンタを訪れる前に知っておきたいポイント／
沖縄本島最北端の手前
国頭村の宜名真（ぎなま）に位置する「茅打ちバンタ」は
観光客がまだ比較的少ない、穴場の絶景スポットです。
やんばるドライブの途中に立ち寄れるロケーションでありながら
しっかりと整備された展望台や駐車場もあるため
安心して訪れることができます。
訪問前に押さえておきたい、具体的なポイントはこちらです：
✅【アクセスのコツ】
- 那覇から車で約2時間。沖縄自動車道を使って「許田IC」で降り
- 国頭村方面へ北上します。
- 一般道（国道58号線）をのんびり北上するルートでは
恩納村や名護市で観光しながら行けるのが魅力。
- 辺戸岬とセットで訪れるのが定番。
- 最北端ドライブの中継地にぴったりです。
✅【所要時間と立ち寄り方】
- 滞在時間の目安は30分〜1時間程度。
- 絶景を眺めるだけでなく
展望デッキや東屋でのんびり過ごすこともできるため
時間に余裕をもって訪れるのがおすすめ。
- 昼間は海の透明感が際立ち
- 夕方はサンセットスポットとしても人気。
✅【駐車場・トイレ】
- 駐車場は普通車で約20台分。無料です。
- トイレは駐車場内にあり
清掃も行き届いていて女性でも安心して利用可能です。
- 売店や自動販売機は周辺に少ないため
- 事前に飲み物や軽食を準備しておくと快適。
✅【旅の途中で立ち寄れるおすすめスポット】
- 辺戸岬（へどみさき）：茅打ちバンタから車で約15分。
沖縄本島最北端。
- 大石林山（だいせきりんざん）：自然散策が楽しめる観光施設。
パワースポットとしても人気。
✅【おすすめの持ち物】
- 日差しが強いので、帽子・日焼け止め・サングラスは必須。
- 滞在時間が短くても、カメラ・スマホの充電はしっかり確保を。
- 飲み物と、できれば軽食やおやつを事前に用意して
東屋で一息入れるのがおすすめ。
▶︎こんな人におすすめ
- 観光客の多いスポットを避けて
静かに沖縄の自然を楽しみたい方
- SNS映えする自然の景色やサンセットを撮りたい
女子旅・カップル旅の方
- 辺戸岬へ行く途中の、絶景休憩スポットを探している方
- パワースポットや拝所に関心のある、“沖縄らしさ”を体感したい方
茅打ちバンタは、景色の美しさはもちろん
「まだ知られていない沖縄の魅力」を味わえるスポットです。
定番ビーチや観光地とは一味違う
自然本来の沖縄に出会える体験を
ぜひ旅のルートに取り入れてみてくださいね。
「訪れてよかった」と思える特別な時間が、ここにはきっとあります。
大自然に抱かれる神秘のエネルギースポット
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